代表について
いたやリビングデザイン建築設計事務所 / いたや木材有限会社
代表取締役 大塚 典子
なぜ 片づけやすい家、なのか、暮らしやすい家なのか。
2010年。私は36歳で出産した後、ストレスを抱えていました。
建築設計の仕事と、家事を両立できず、悩んでいたからです。
負担軽減のためにルンバを買ったものの、床にモノがあるせいで稼働せず、ダイニングテーブルの上も、半分以上がモノで埋まっていました。
人に見せられる状況ではなく、子どもに「お友達は家に呼ばないで」とお願いしていたほど。
家に関わる仕事をしているのに、その当時は、自分の思い描く【暮らし】とは、ほど遠かった・・・。
これではいけないと、専門である建築設計の視点から、片づけを考え直しました。
片づかないのは、間取りのせいかもしれない!
そこで【片づけやすい家づくり】のヒアリング手法を研究。
自ら実践してみました。
自宅リノベーション時に、冷蔵庫・食品庫・クローゼット・洗濯干し場・洗濯機・リビング収納の位置など、「片づけ動線」「収納動線」を意識し、自分の性格にあうよう設計してみたのです。
そうすると、私でも片づけることができるように!
今では、寝る前は床には何もなく、ルンバも無事に稼働し、ダイニングテーブルの上はティッシュと薬箱しかありません。
性格にあった間取りのおかげで、片づけるストレスが無い事は、心の健康にもつながりました。
それはこんなにも快適なのかと日々驚き、理想の暮らしに大変満足しています。
今までは、耐震性能・温熱環境(夏涼しく冬暖かい)など、建築設計のハード面を講習会等で勉強していましたが、いまや当然のことです。
今後は、「片づけやすい家づくり、暮らしやすい家づくり」のプランニングに重心を置いて、設計活動をおこなっていこうと心にきめました。
性格にあった、片づけやすい理想の暮らしを。
それは、自分が自分らしく、生きていくことにつながります。
理想の暮らしは、性格にあった間取りを手に入れたその先に、おのずと実現します。
デザインだけではない、あなたの本当に作りたい家のかたちを引き出します。
自分が自分らしく、生きていくことができる暮らし。
そんな暮らしを、ご一緒につくっていきましょう。
↓ 詳しくは「片づける動線を考えた設計」へ
略歴
・1974年 大阪市に材木屋の娘として生まれる
小学校の頃は、いたや木材作業場でカンナ掛けで遊ぶ子どもだった。
・1992年 近畿大学理工学部建築学科 入学
大学3回生の冬、阪神大震災にあう。ボランティアで被災家屋調査で神戸へ。
・1996年~ 株式会社アルプラン一級建築士事務所、有限会社正井建築舎を経て
・2004年 いたや木材有限会社 設計工事部 入社
・2007年 結婚
・2010年 出産
・2015年 いたやリビングデザイン建築設計事務所 設立
・2016年 いたや木材有限会社 代表取締役 就任
賞歴
・2020年 公益社団法人インテリア産業協会「キッチン空間アイデアコンテスト」
「協会会長賞」受賞
https://www.interior.or.jp/ks/contest2020/index.html
・2020年 ウッドワンe空間デザインアワード2020「木のぬくもりを活かした空間コンテスト」「優秀賞」受賞
https://woodone-contest.com/ceremony_2020.shtml
・2020年 第19回日本金属サイディング工業会 施工事例写真コンテスト リフォーム部門 「優秀賞」受賞
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